- 2008-05-06 (火)
- 医療用かつらウイッグについての基礎知識
かつらの種類
ヘアエピテーゼより転載 許可済
かつらには大きく分けて2つの種類があります。(1)全頭タイプ(2)部分タイプ全頭タイプのかつらには、自分の頭に合わせて作るオーダータイプのもの、髪の色、スタイルを選んで作るセミオーダータイプ、既製品の3種類あります。部分タイプのかつらには脱毛の進行に応じてカバーしたい部分だけを覆います。残っている髪の毛に馴染むようにつくることにより、自然な形に仕上がります。部分タイプのものには強力な粘着テープで頭皮に直接装着するものもあります。抗ガン剤治療、放射線治療は前頭タイプのものを使います。
かつらの素材
かつらの素材には大きく分けて人毛、人工毛と2種類あります。(1)人毛・パーマや髪染めなど、ドライヤー等でアレンジが出来る。・品質にバラツキがある。 (2)人工毛・髪型の形状を記憶しているため、セットをする手間がかからない。・種類によって、熱や静電気に弱いものもある。・カメラや日の光だと、不自然な輝きができる。・中国、韓国製は毛絡みしやすい。人工毛と人毛の良いところを合わせた、自然でセットが楽な人工毛と人毛を混ぜたものもあります。医療用に適しているのは、ミックス毛です。
ベースの素材
かつらの内側に使われる素材は大きくわけると3種類です。(1)伸縮性のあるネット状の素材(2)伸縮性のないネット状の素材(3)人工皮膚オーダーする場合は、ネット上の素材と人工皮膚を組み合わせて作ることも可能です。ベースの素材を選ぶ時、職業上汗をかくことが多い方は通気性の良いネットにしたほうが良い、金属アレルギーがあるなど、考慮に入れるべき点があるので、遠慮せずにメーカー側に自分の体質や生活環境を伝えるようにしましょう。また、かつらを選ぶときも、上記の点に気をつけて、自分にあったものを選びましょう。
かつらのつけ方
かつらのつけ方には大きく分けて4つの方法があります。(1)アジャスターかつらの後ろ部分がゴム等で出来ていて大きさを調節する方法(2)ピンかつらのベース部分に特殊な金具をとりつけ、髪の毛に留める方法(3)編みこみ式自分の髪の毛とかつらを編みこむ方法取り外す事が出来ない為、そのままお風呂に入る事が出来ますが、月に1回程度メンテナンスをする必要があります。(4)薬剤や両面テープ等かつらのベース部分を特殊な薬剤または両面テープ等で地肌に貼り付ける方法。
かつらの価格
かつらの値段といってもピンキリで、かつらの素材やタイプによって変ってきます。既製品で人工毛で出来ているウィッグの場合5千円くらいからありますが、医療用の場合10〜30 万円程度。大手カツラメーカーは40万円〜60万円程度が相場のようです。またこの他に、自分で取り外しの出来ないものは、毎月メンテナンス料等がかかる場合があります。その他、かつらの毛が抜けてきた場合に増毛したり、痛んできた時にメンテナンス料やセット料等がかかります。購入前にしっかり維持費についても確認するようにしましょう。費用の目安として、ひと月の美容費の1〜1.5年分。10〜15万円が相場といわれています。
- Newer: かつら ウイッグのカットについて
- Older: 事前カット